正社員用 サンプル条文

第K章 服務規律

【解説】

・「服務規律」は、この就業規則の中で中心的な役割を持つ「規則」です。しかも、会社の業務内容によってかなりの多様なルールがあります。ですので、就業規則を作成するときは、なんらかの雛形をここへ無批判に反映させたりすべきではないと言えます。

・ここで、項目として取り上げられなかった部分については、罰則規定である第P部の懲戒で定義できず、実際の懲罰はできないこととなります。

・近年、セクシャル、マタニティ、パワーハラスメントなどの職員間の行為を会社が放置した場合、かなりの問題になる可能性が高くなっていますので、一般社員に対する教育の一環として禁止する必要があります。

・日常的にこれら服務規律を社員へ指導するよりも、就業規則を作成し、周知させ、違反の場合は懲罰するということの方が、企業規模の大小にかかわらず合理的と思われます。